暗号資産のビットコインとは?マイニングは現在どこまで進んでいるの?

暗号資産のビットコインとは?マイニングは現在どこまで進んでいるの?

昨今、ニュースなどで「暗号資産(仮想通貨)」という言葉がよく聞かれるようになっています。

その暗号資産の中でも代表と言えるのが、「ビットコイン」です。将来1億円の評価になるとも言われています。

以下で、ビットコインについて詳しく見ていきましょう。

暗号資産(仮想通貨)について、まだよくわかってない人はこちらの記事を参考にしてください、初心者の人に難しい言葉を使わずに解説しています。

仮想通貨(暗号資産)って何?初心者でもわかるように説明します

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目次

【ビットコインとは】

ビットコインとは暗号資産の一種で、世界で一番高い時価総額を誇っています。

そのため、ビットコインは暗号資産の代名詞ともなっています。

ただ、その知名度の高さから「暗号資産=ビットコイン」という勘違いをしている人も多いようですが、あくまでも暗号資産の中の一つであり、イーサリアムなどビットコイン以外にもいろいろな暗号資産があります。

マイニングはどこまで進んでる?

そして、ビットコインには「2,100万枚」という発行枚数の上限が定められています。

現在、その9割ほどが発行されており、残りは後述するマイニングで発行されることになります。

【ビットコインの歴史】

暗号資産の歴史を知るうえで、ビットコインを抜きにして語ることはできません。

なぜなら、初めて作られた暗号資産がビットコインだからです。

ビットコインという名前が広まったのは、「サトシ・ナカモト」という人物がインターネット上に公開した論文がきっかけです。

その論文は「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」というタイトルが付けられており、今までにない財産的価値としてビットコインを使うことを提言していました。

ただし、この論文はインターネット上という匿名空間で発表されたので、サトシ・ナカモトがどのような人物なのかということについて詳しい情報は、今も分かっていない状態です。

とはいえ、この論文が新しい財産的価値のあり方を提言したことで、当時は至る所で話題となっていました。

【ビットコインの仕組み】

ビットコインの仕組みで特筆すべきは、台帳管理の方法です。

ポイントとなるのは、「分散型台帳」「ブロックチェーン」です。

中央集権

これまで、金融システムの管理方法は、中央集権的な仕組みが基本でした。

顧客の預金情報であれば、登録や更新などは大きなデータセンターで一元的に管理するといった感じです。

分散型台帳

一方、分散型台帳は読んで字のごとく台帳を分散して管理します。

ネットワーク上に分散させるという、これまでとは全く違った形での台帳管理です。

分散させることにより、仮にどこかのサーバーでトラブルが起きても、データやシステムを守ることができるので、障害への強い耐性があります。

バックアップが必要ない

また、中央集権的な管理だと、データが破損してしまうとバックアップがないかぎり復元できないという欠点がありますが、分散型台帳であれば同一のデータがあちこちにあるので、破損しても復元が容易なのです。

ブロックチェーン

ブロックチェーンは取引記録の塊であり、それを分散させて相互に確認することにより、データの整合性を保持するという仕組みになっています。

そのため、中央集権的な管理が不要なのです。

マイニング

そして、ブロックチェーンに関連する用語に「マイニング」があります。

マイニングとは、計算処理をして取引の承認および記録をさせることを指します。

ビットコインだと、マイニングの報酬としてビットコインを貰えるので、「マイニングをすると暗号資産が手に入る」と認識している人も少なくありません。

ただし、マイニングは膨大な計算処理をしなければならないので、専用のサーバーなどがないと厳しいでしょう。

【ビットコインの利点】

ビットコインには、「金融機関を通さずに送金できる」という利点があります。

日本ならば円、アメリカならばドルというようにそれぞれの国には法定通貨がありますが、これらを送金する際は銀行などの金融機関が介在するので、内部処理にある程度の時間がかかったりします。

しかし、ビットコインであれば金融機関の介在は必要ないので、相手とダイレクトなやり取りができるのです。

そして、金融機関が介在しないということは、それにかかる手数料も発生しないということもいえます。

【ビットコインの難点】

ビットコインには利点だけでなく、難点もあります。

ビットコインは法定通貨と同様に価格が変動していますが、法定通貨は発行している国による保証があるのに対し、ビットコインは発行主体が存在していないため、保証がありません

また、ビットコインを含めた暗号資産は、法定通貨のように実体があるわけではないので、手元に置いておくことなどはできません

そのため、仮想通貨取引所などで管理することになるのですが、銀行などの金融機関と比べると、安全性という面で仮想通貨取引所はまだ比肩できるレベルではないといわざるをえません。

そして、決済のための手段としても、ビットコインを使って何かを買うということはまだ一般的ではありません

ただし、これについては、ビットコインの利用が広まれば次第に解消されると思われます。

最後にわたしがチャンネル登録している、フェルミ研究所 FermiLabのYouTube動画を紹介します。とてもわかりやすく紹介しているのでおすすめです。7分17秒の動画です。お時間ある方はご覧ください。

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